響鬼

打ち切り漫画とかでありがちな「そして一年後……」をマジでやるとは思わんかった。
結局関東１１鬼結集は夢と消えました。ひょっとして３人以外全滅したんじゃあるまいな。
先週までの展開で散々盛り上げたオロチをあっさり過去の話としたせいか
ラストバトルはちょっと締まらないというか何だったんだアレ。
男女もまた童子姫と同じ傀儡であったというオチはよかったと思うけど。

番組当初からヒロインのようでいまいち影が薄くてパッとせず
最近はパネルシアター教の勧誘員として活躍していたもっちーですが、
最終回では仲睦まじく一緒に下校する明日夢とあきらの間に強引に割り込んだり
ヒロインっぽく敵ボスに捕まってみたりして存在感をアピール。
最後までトドロキの従兄妹設定が活かされる事はありませんでした。
水槽に漬かる彼女を見て橘さんを思い出したのは私だけではない筈だ。

正直な所いろいろ投げっぱなしな点やら結構あると思うのですが
夕日をバックに「少年よ」を流されるとそんなのどうでもよくなってきます。
このシーンのおかげでもう何だかんだでいい最終回でした。うん。

公式ページにしっかり京介変身体と洋風男女載ってるのに驚き。
あと最終回の余韻もクソもなく「完」の直後からカブトの番宣やりすぎ。
何つーかものすごい気合というか必死さを感じる。