あしたのために

映画『あしたのジョー』を観てきました。
最初はジャニーズ主演とか嫌な予感しかしねぇ、と思いつつも
伊勢谷さんと並んで役作りが凄いという話なので興味を引かれて。

うん、主演二人がガチで体作ってるのが感じられて圧倒された。
あと丹下段平のハマりっぷりも凄かった。最近香川照之さんをよく見る気がする。

原作の序盤をバサバサ切り取ってジョー力石葉子の３人に絞って描写した感じ。
他のサブキャラやエピソードが最低限以外カットされまくりなのが惜しいけど
一本の映画に纏める上ではしょうがないのだろう。

あしたのジョーにおいてジョーvs力石、というのは欠かせないファクターなのは確かですが、
ストーリー的にはこの試合が大きな転機となってその後へ続く、というイメージなので
ここで完結しちゃうと凄い尻切れ感がするような。というかした。
葉子さん新設定はストーリーの一区切り感を補強するためなんだろうか、とか思った。