読書記録
- 作者: 浦賀和宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 83回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
このシリーズがこんな雰囲気な筈がない、と構えて読んでいたにも関わらず
後半の超展開が想像を遥かに超える後味の悪さでぶっちぎられた。
アンチミステリというかアンチ名探偵なんて話は多分結構ありがちですが、
ここまで徹底されると何とも言えない。安藤君っていつからここまで壊れたんだろう。
主人公の「私」のキャラがなんか鼻につくというかぶっちゃけかなりウザいんですが
後半の展開を見ると狙ってそういうキャラ立てなんだろう。あのオチは流石に少し可哀想に思えた。