劇場版暴れん坊将軍

『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』観てきました。


今回最大の見所(と思われる)上様出演。出番自体はあまり長くなかったですが、
その濃さは予想以上というか期待を遥かに上回っておりました。
オーズのピンチにあのOP音楽で白馬を駆けて登場するシーンから
おなじみの殺陣テーマに乗ってのチャンバラシーンの流れが最高過ぎる。
もうここのシーンだけ完全に空気が仮面ライダーから暴れん坊将軍に切り替わってる。
やると思っていた「成敗!」\スキャニングチャージ!/「セイヤー!」もしっかりやってくれてもう完璧。
あえて不満点を挙げるならば、ここまでお約束盛り込むならガラ側に寝返る悪代官とかねじ込んで
「愚か者め、余の顔を見忘れたか!」までやって欲しかった。


映司の欲望を試す選択のシーンが面白かった。
「え、ここは迷わずNOじゃないの?」と思わせておいて悩んだ末のまさかのYES選択から
文字通りのどんでん返しを起こす→OPテーマの流れが秀逸すぎる。
正直字面だけで考えると敵子役が言ってたようにただの綺麗事なので、
アレを本気で言える映司のキャラを本編でしっかり立ててるからこそのシーンだよなぁ。