読書記録
- 作者: 高橋祐一,霜月えいと
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 文庫
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なれる!SE (12) アーリー?リタイアメント (電撃文庫)
- 作者: 夏海公司,Ixy
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 文庫
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相乗効果的な面白さが生まれるんじゃないかなっていう思い付き。
まあ実際はこの2作って会社が舞台ってことくらいしか共通項無いし
別に比較してどうこうって話が盛り上がるかというと別にそうでもなかった。
今回のなれるSEがブラック仕事ネタメインじゃなかったのもあるけど。
社畜を殴れはまあ定時直後の抗争ばっか描いてるからなんだけど
ある意味でお前ら仕事しろよみたいな感想になるという皮肉。
この話で指すところの社畜がやってる残業なんか不毛だっていう描写なのかもしれない。
それにしてもラノベのターゲット層考えたらしょうがないのかもなんだけど、
社畜テーマなのにメインキャラが尽くティーンエイジャーとか流石に無理あるだろ
その点なれるSEは……という感想の流れで行こうと思っていたら
室見さんリアル十代設定発覚で盛大にハシゴ外されたでござる。
いやうん、ドン底状態から頼れる先輩の助言で一念発起して
信頼できる仲間と手を取り合って囚われのヒロインを奪還して
帰ってきた日常の一区切りで俺達の闘いはこれからだ! 第一部完!
な感じで超エンタメしてて凄い面白いのは確かなんだけど、
やっぱファンタジーじゃなくて現代社会でコレやると色々無理も感じてしまう。
王道エンタメ展開をリアル(っぽい)舞台でっていうのは初期からそうなんだけど。
今巻読んで「いや、普通に学生に戻った方が幸せだろ…」なんて感想はクソだと
自分でも思うんだけどそういう感想が少なからず出てしまうのは
作品関係なく社会人ウン年目の自分の心理の漏れが止められて無くて鬱になる。